大猷院(たいゆういん)
3代将軍・徳川家光公のお墓
家光公は「死んだ後も家康公にお仕えする」と遺言を残した
1652年4月4日に完成
1年2カ月で造った
本殿・相の間・拝殿が国宝
家康じいちゃんに敬意を表し派手さを抑えた造りになっている
目立たない部分が細かく造られている
東照宮の色は白・金・黒
大猷院の色は黒・金・赤
大猷院の建物は東照宮に向いている
仁王門
最初にある門
仁王像の口が「阿・吽」(あ・うん)になっている
二天門
両脇に像がある
持国天(じこくてん・青色)
広目天(こうもくてん・赤色)
広目天(赤色)はあまのじゃくを踏みつけている
2天をまつっているから二天門
門の色彩が赤・金・黒でかっこいい
裏側には風神・雷神がいる
風神は指が4本(東西南北)
雷神は指が3本(過去・現在・未来)
風神・雷神ともに足の指は2本(天・地)
上の写真が二天門
夜叉門
4体の夜叉をまつっている
体の色は東西南北を表す
牡丹の彫刻がある
唐門
精巧な細工が施されている
正面の竜は目貫(めぬき)の白竜
門の柱は欅の木
拝殿
天井に140個の龍が描かれている
狩野一門の合作と言われている
拝殿・相の間・本殿が連なっている
建物の外側も黒・金でかっこいい
相の間
将軍着座のために特別に造られた部屋
天井には鳳凰
本殿との間には登り龍と降り龍がいる
本殿
大猷院の本尊が安置されている重要な場所
皇嘉門(こうかもん)
家光公の墓所の入口
竜宮城の入口みたい
この先へは行けない
奥院
家光公のお墓
手前から奥院拝殿・鋳抜門・宝塔となる
本当に家光公の遺骨が入っているらしい