日光の有名な羊羹屋さん紹介

日光の羊羹について

日光の羊羹の元祖は「綿半」
創業 天明7年・1787年(江戸時代)
初代・綿屋半兵衛さんの名前から綿半となった
綿半は「日の輪」という和菓子も有名(1個200円)
大正天皇が白馬に乗って日の輪を買いに来たという話もある

日光で有名な羊羹屋さん
綿半(創業 天明7年・1787年・江戸時代)

三ツ山羊羹本舗(創業 明治28年・1895年
鬼平(きびら)の羊羹本舗(創業 昭和初期)

吉田屋羊羹本舗(創業 明治初期)
湯沢屋(創業 文化元年・1804年・江戸時代)

※湯沢屋は酒(さか)まんじゅうが有名
羊羹も売っている

鬼平(きびら)の羊羹本舗
創業 昭和初期
建物は綺麗
観光客からも人気がある
水羊羹は甘さ控えめあっさり
色はちょっと薄め
もちろん無添加
僕たち地元民は敬意を込めて「おにへい」と呼んでいる(僕のまわりだけかも…)

三ツ山羊羹本舗
創業 明治28
建物は昭和初期のもので渋い
水羊羹はあずきの風味と甘さがしっかりしている
地元民に人気がある感じがする
こちらももちろん無添加
もしかしたらカード使えるかも

綿半
創業 天明7年・1787年

水羊羹は甘さ控えめで上品
他店よりも寒天が多めかも
値段も少し高め
元祖ならしょうがない
無添加
カード・ペイペイOK
カードは金額設定があるかは不明

吉田屋羊羹本舗
創業 明治初期
水羊羹はあずき感・甘さしっかり
三ツ山と似ていると思う
小豆は北海道産

原材料に塩とトレハロースが入っている
カードは2,000円以上でOK
ペイペイOK

湯沢屋
創業 文化元年・1804年
酒(さか)まんじゅうが有名

少し酸味のあるまんじゅう
独特の味でおいしい
あんこは甘すぎず上品
水羊羹は甘さ控えめだったと思う
持ち帰り用の乾燥湯波入りあんみつが売っている
乾燥湯波には少し味噌が入っている
あんこの甘さと味噌のしょっぱさと湯波のパリパリ食感がおもしろい
この味噌入り乾燥湯波は「ふじや」で買える
鉢石カフェが併設されている
カードは1,000円以上でOK
ペイペイOK

5本入り水羊羹
綿半 930円
三ツ山羊羹本舗 950円
鬼平の羊羹本舗 たぶん900円前後

吉田屋羊羹本舗 880円
湯沢屋 930円

一口羊羹
綿半 180円(塩羊羹)
三ツ山羊羹本舗 160円
鬼平の羊羹本舗 たぶん160円前後
吉田屋羊羹本舗 160円(練・塩・大納言)
湯沢屋(練羊羹ミニ)250円

値段は変わっている可能性があります

営業時間
綿半 9:00-17:00(定休日・水曜日)
三ツ山羊羹本舗 8:00-18:30(定休日なし・元日のみ定休)
鬼平の羊羹本舗 8:30-17:00(定休日・火曜日)
吉田屋羊羹本舗 9:00-17:00(定休日・水曜日)
湯沢屋 9:00-18:00(定休日・火曜日)※水曜日は17:00までかも

ここからは僕の感想なので聞きたい人だけどうぞ

日光で羊羹というと水羊羹を指すことが多いと思う
ちなみにうちは昔から三ツ山一択!
迷ったらここで間違いない
口に入れて上あごで潰せば幸せが口いっぱいに広がる
歯がない人でも大丈夫
昔のお中元とかで貰う水羊羹を想像していると水羊羹の概念が変わる
日光の水羊羹は通販で買えないからお店で買うしかない
これから吉田屋は買えるようになるかもしれない

1本10センチくらいだがやわらかいのですぐに食べ終わる
1人1本だと足りない可能性もある
日光に来たらおみやげにそしてご自身のご褒美にぜひどうぞ
気になるお店の水羊羹を買ってみんなで食べ比べしてみるのもいい
賞味期限は数日あるが早めに食べたほうがおいしい
冷やして食べるとよりおいしい

昔は各家庭で冬に作っていた
冷蔵設備がなかったから
日光では水羊羹は冬の食べ物
持ち帰るときは水平に(液体が漏れるから)
保冷剤・保冷バッグがあると完璧
無くても数時間ならだいじだと思う(方言でちゃった…)
スプーンとかは付いていないので家まで我慢です

三ツ山・鬼平ともに駐車場はお店の反対側にある
三ツ山5台・鬼平9台かな
ちょっと狭い
まわりに迷惑がかからないようなら路駐でもいいかもしれない

日光市内の道路沿いのお店は駐車場がないところも多い
あっても狭かったりする

練羊羹について
練羊羹は40年以上生きてきて買った記憶がほとんどない
お店に行っても視界には入っているがよく見ていない
大きいし値段も高いし少し食べるともういらなくなるから
練羊羹なら元祖の綿半で間違いないと思う
どこのお店もだいたい1,500円-2,000円くらい
上級品は2,700円くらいする

僕個人としては「ひしや」がおすすめ
明治元年(1868年)創業
商品は練羊羹のみで1,620
4年前に再オープン
11窯分のみだから午前中とかで売り切れてしまう
9:30-売り切れまで
4-5日置くと外側に砂糖が浮き出てきて結晶化する
サクサクしてうまい
お店の外観はお店という感じではなく素通りしてしまうと思う
お店として構えていない感じが渋くていい
日光の湯元温泉にも「つるや」という有名な塩羊羹屋がある
ここもおいしいが数に限りがあると思う

大きいやつは買わないが一口羊羹(練羊羹の小さいやつ)ならしょっちゅう買って食べている
各羊羹屋にある
賞味期限は10日ほどでそこまで高くないから誰かにあげるならおみやげにちょうどいい

日光の羊羹屋は歴史がありほとんどのお店が旧宮内省・皇族方・日光田母沢(たもざわ)御用邸・日光東照宮・日光山輪王寺・日光二荒山神社の御用達となっている

日光ならどこで買ってもおいしいしあとは好みの問題だと思うのでいろいろ試してみてください
ここまでお付き合いいただきありがとうございました

では、日光でお待ちしてまーす!